「老人力」から10年たって「中古良品」へ


老人力」が大ベストセラーになってもう10年、作者の赤瀬川源平
さんは、昨年(2007年)「祝!中古良品」というユニークな
題名の本を出版されました。最近、信濃毎日新聞にエッセイを
書かれていますが、おもしろくて老人力と中古良品について書き
たくなりました。


「老人力」という言葉は路上観察学会という、クラブみたいな
趣味の会の中からひょいと出てきた言葉だそうです。その路上
観察学会というのは、遊びの会でぶらぶら歩きながら遊んでいる
みたいです。


年齢を重ねると、ぼけたり物忘れをしたりとだんだん感覚が
アバウトになってきて、まあ言い換えれば人間が丸くなると言えば
ちょっと慰められるような気もします。若いときにはカミソリの
ように鋭かった人も穏やかになって回りの人はホッとするのかも
しれません。


赤瀬川源平さんはご自身のことをもともとぼんやりした性格と
おっしゃっていますが、仲間の方たちも年とともにちょっとぼけて
きたりして、それを遊び心で「老人力」がついてきたと言い換える。
まあ、シャレのようなものだそうです。


最近は老人という言葉に替わって高齢者という言葉が使われる
ようになりましたが、なんだかおもしろみのない言葉ですね。
あたりさわりのない便利な言葉ではありますが。


「ぼけと突っ込み」というくらいだから、ぼけるというのは
一種のおもしろみが出てくるとも言えるし、ぼけが防げないもの
なら、老人力がついてきたねと、ちょっとはずして遊んでみるのも
ありかも。


赤瀬川源平さんの「老人力」については続きを書きます。





wakuwakunonchan at 04:20 │Comments(4)TrackBack(0)clip!高齢者の遊び心 

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この記事へのコメント

1. Posted by やまぼうし    2008年07月07日 08:21

>最近は老人という言葉に替わって高齢者という
>言葉が使われるようになりましたが…

確かに事務的・役所的というか、当たり障りのない言葉ですね。
まあ老人という言葉を差別的に感じるかどうか、ということもあるようですが…。

こちらで皆が使っている、じいさん・ばあさん、じじ・ばば、の方が親しみがあります。

ところで私の地区の老人クラブは昨年、「高齢者クラブ」と名前を変えましたが、老人という言葉が嫌な人もいるのかも知れませんね。
ふるびたイメージの「老人クラブ」と、ちょっとモダンな「高齢者クラブ」、そんな感じもしなくはないです(笑)。
2. Posted by junko    2008年07月07日 18:13
Ciao おーりーさん
老人力、大賛成!!
私もね、最近の日本語の使い方には疑問です。
田舎といってはだめとか、
お年寄りを高齢者と読んでみたり
高齢者のほうが、お年寄りとかおじいちゃんとかよりよっぽど冷たく響きますよね。
3. Posted by おーりーおばさん    2008年07月08日 04:41
やまぼうしさん
じいさん、ばあさん、じじ、ばばは
温かみがあって良い言葉かも。
高齢者はたしかにどこからも文句は
でないでしょうが、おもしろみが
ありません。
4. Posted by おーりーおばさん    2008年07月08日 04:46
junkoさん
田舎という言葉の受け取り方が変わって
きたように思います。
昔は田舎ものとか言われてマイナスの
イメージがありましたが、いまや田舎は
日本国民のあこがれ?
田舎移住はうらやましがられるように
なりました。
高齢者には人間くささがありません。

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