熊のプーさんはかわいいけれど・・・
散歩していて恐いのは熊との出会いです。
信州に引っ越してきたばかりの頃は、熊は山の中に住んでいて
里には下りてこないと思っていました。
東京では熊が話題になることなんて、当たり前ですがめったに
ありません。ところが信州では熊の話題で盛り上がります。
新聞にも熊に関する記事はよく載ります。
昨年の初夏のころだったでしょうか。早朝に散歩していたら
1台の軽トラが停まりました。おじさんが顔を出して、
「今、そこんところで熊が捕まったよ」と教えてくれました。
詳しく聞くと、仕掛けておいた檻に熊がかかっていたそうです。
私は熊と言えばハチミツを連想するのですが、なんと
おとりに使ったエサはカステラでした。
それを聞いて熊がかわいそうになりました。おなかペコペコで
里におりてきて、やっとありついた甘いカステラが最後の食事
だったなんて。熊があわれです。熊にはなんの罪もなくて
里に下りてこなければならない原因を作ったのは人間なのに。
昔は熊と人間の住み分けができていたのに、今は散歩するにも
熊に出会わないようにと注意しながらです。
昨日の朝も歩いていたら市の広報車が回っていました。
「熊が○○院の近くに出没したから気をつけるように」とアナウンスが。
エーッ、○○院って今私が前を通ってきたお寺だ・・・
で、散歩コースをまた変えました。どんどん好きな散歩コースが
歩けなくなってきています。いつだったか、大町市の奥のほうを
歩こうとしたら、看板があって近づいて見ると
熊に注意! マムシに注意! スズメバチに注意!
早々に引き返しました。
田舎の散歩は楽しいけれど、都会の散歩にはない苦労も
あるのです。

